函館スプリントステークス2024の競馬無料予想と過去データと傾向


夏の北海道競馬がスタートする開幕週には、函館スプリントステークスが行われます。

 

このレースは、サマースプリントシリーズの第1戦に位置づけられ、シリーズ制覇を目指すスピード自慢の馬たちが一堂に会する注目の一戦です。

 

今回は、札幌競馬場で開催された2021年を含む過去10年間のデータをもとに、その傾向を探ってみました。

 

函館スプリントステークス GIII 函館競馬場1200メートル(芝)
別定 3歳以上オープン

函館スプリントステークス2024 出走予定馬

*netkeibaより

 

函館スプリントステークス2024の注目馬

アサカラキング

アサカラキングは、函館スプリントステークスでの好成績を期待されている馬の一頭です。

 

前走のモルガナイトステークスでは初の1200メートル戦を逃げ切り勝利し、そのスピードを証明しました。

 

函館スプリントステークスが行われる函館競馬場の洋芝は昨年のレースで経験済みであり、問題なく走れると考えられています。

 

開幕週の先行有利な馬場状況を活かして、粘り込みを狙う意気込みです

サトノレーヴ

前走の春雷ステークスでは頭差で勝利し、調子を維持しています。

 

特徴としては、特に直線でのスピードと瞬発力が挙げられます。

 

また、芝1200メートルのレースで安定した成績を収めており、先行有利な展開を生かして好成績を期待されています。

 

サトノレーヴは、開幕週の函館競馬場でのパフォーマンスにも期待が寄せられています​

ビッグシーザー

淀短距離ステークスで勝利し、夕刊フジ賞オーシャンステークスでは2着と好調を維持しています。

 

特に1200メートルのレースで強さを発揮しており、そのスピードと瞬発力が大きな武器です。

 

今回の函館スプリントステークスに向けて、洋芝適性も証明済みであり、函館競馬場でのパフォーマンスに期待が寄せられています。

 

開幕週の函館競馬場での先行有利な馬場を活かして、前に行く戦法が有効と見られています。

ジャスティンスカイ

ジャスティンスカイは、前走の鞍馬ステークスで初めての1200メートル戦に挑み、見事な伸びを見せて快勝しました。

 

勝ちタイムの1分6秒9は非常に優秀です。

 

また、函館の新馬戦で2着、札幌で初勝利を挙げており、洋芝への適性も証明済みです。

函館スプリントステークス2024の過去データと傾向

函館スプリントステークスの競馬場の傾向

函館/芝1200m

函館競馬場の芝1200メートルコースは、スタート直後から上りが続くタフなコースで、ゴール前の直線が下り坂になるため、前に行く馬が有利になります。

 

後方から一気に追い込むのは難しく、先行力が重要です。

 

スタート直後から上り坂が続くため、実際の数字以上に厳しい先行争いが繰り広げられます。

 

このコースで信頼できるのは、激しい先行争いを耐え抜き、直線でもうひと踏ん張りできるスピードとタフさを持つ馬です。

 

純粋なスプリント能力に加え、洋芝への適応力も不可欠です。

函館スプリントステークスの馬場傾向

夏競馬の幕開けを告げる函館スプリントステークス。

 

開幕週ということもあり、基本的には逃げや先行馬が有利なレースですが、2、3着には後方から追い上げてくる馬も意外と絡んでいます。

 

それでは、過去10年のデータを見ていきましょう。

枠順データ

函館スプリントステークスでは、前に行く脚質が有利とされていますが、枠順については一概に内枠が有利とは言えません。

 

過去10年のデータを見ると、内枠が良い成績を収める一方で、外枠も決して悪くありません。

 

そのため、このレースでは内外の枠順による有利不利はほとんどないと考えたほうが良いでしょう。

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1枠 1-0-2-14/17 5.9% 5.9% 17.6%
2枠 0-1-0-16/17 0.0% 5.9% 5.9%
3枠 2-1-1-13/17 11.8% 17.6% 23.5%
4枠 1-1-3-13/18 5.6% 11.1% 27.8%
5枠 1-1-1-16/19 5.3% 10.5% 15.8%
6枠 1-2-1-15/19 5.3% 15.8% 21.1%
7枠 2-1-1-16/20 10.0% 15.0% 20.0%
8枠 2-3-1-13/19 10.5% 26.3% 31.6%

集計期間:2014.6.22 ~ 2023.6.11

年齢別データ

過去10年のデータによると、3歳馬の成績が非常に良好です。

 

特に3歳牝馬は【3・0・1・5】という成績を残しており、昨年1番人気で優勝したナムラクレアや、2016年に12番人気で勝利し高配当をもたらしたソルヴェイグなど、人気に関わらず注目すべき存在です。

 

3歳馬に続いて成績が良いのは4歳馬で、若い世代が上位を占める傾向があります。

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 3-2-2-12/19 15.8% 26.3% 36.8%
4歳 3-2-4-17/26 11.5% 19.2% 34.6%
5歳 3-2-2-38/45 6.7% 11.1% 15.6%
6歳 0-3-0-26/29 0.0% 10.3% 10.3%
7歳 1-1-1-10/13 7.7% 15.4% 23.1%
8歳 0-0-0-8/8 0.0% 0.0% 0.0%

人気データ

過去の成績では、1番人気馬が非常に高い信頼度を持っています。

 

多くの1着馬は1番人気から出ており、上位に食い込む確率が高いです。

 

また、2番人気から5番人気の馬も安定して上位に来る傾向があります。

 

6番人気以下の馬も時折上位に来ることがありますが、勝率や連対率は低めです。

 

それでも、穴馬として高配当がつくこともあり、注意が必要です。

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2-1-3-4/10 20.0% 30.0% 60.0%
2番人気 0-2-0-8/10 0.0% 20.0% 20.0%
3番人気 3-0-1-6/10 30.0% 30.0% 40.0%
4番人気 1-1-2-6/10 10.0% 20.0% 40.0%
5番人気 2-1-0-7/10 20.0% 30.0% 30.0%
6番人気 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
7番人気 0-1-2-7/10 0.0% 10.0% 30.0%
8番人気 1-0-0-8/9 11.1% 11.1% 11.1%
9番人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 0-2-0-7/9 0.0% 22.2% 22.2%
11番人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 1-0-1-7/9 11.1% 11.1% 22.2%
13番人気 0-0-1-8/9 0.0% 0.0% 11.1%
14番人気 0-1-0-7/8 0.0% 12.5% 12.5%
15番人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%
16番人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%

馬体重データ

過去のデータによると、馬体重が460kgから479kgの馬が最も良好な成績を収めています。

 

この範囲の馬は多くのレースで上位に入る傾向があり、勝率や連対率が他の馬体重範囲よりも高いです​ 。

 

また、480kgから499kgの馬も安定した成績を残しており、特に複勝率が高いです。この範囲の馬はしばしば3着以内に入るため、注目すべきです​。

 

一方、400kgから419kgの軽量馬や520kg以上の重量馬は成績が振るわない傾向があります。

 

これらの馬は上位に入る確率が低く、過去の成績でも目立った結果を残していません​​。

馬体重 着別度数
400~419kg 0-0-0-1/1
420~439kg 0-0-1-4/5
440~459kg 2-1-0-16/19
460~479kg 5-2-3-23/33
480~499kg 1-5-3-50/59
500~519kg 1-1-2-17/21
520~539kg 0-1-1-3/5
540kg~ 1-0-0-2/3

脚質データ

函館スプリントステークスの過去10年間の脚質データを見ると、先行馬が最も好成績を収めています。

 

先行馬の勝率と連対率が高く、上位に食い込む確率が高いです。

 

一方で、中団に位置した馬も一定の成績を収めていますが、先行馬に比べるとやや成績は劣ります。

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 3-1-0-6/10 30.0% 40.0% 40.0%
先行 3-4-2-27/36 8.3% 19.4% 25.0%
中団 3-3-5-45/56 5.4% 10.7% 19.6%
後方 1-2-3-38/44 2.3% 6.8% 13.6%
マクリ 0-0-0-0/0      

種牡馬データ

ロードカナロア産駒が最も優秀な成績を収めており、勝率・連対率・複勝率ともに高いです。

 

次いで、ダイワメジャーやアドマイヤムーン産駒も良好な成績を示しています。

 

これらの種牡馬はスプリント能力に優れており、このレースでの活躍が目立ちます。

 

特にロードカナロア産駒は、スピードと適性を兼ね備えているため、注目すべき存在です。

種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ロードカナロア 2-3-0-8/13 15.4% 38.5% 38.5%
クロフネ 1-1-1-6/9 11.1% 22.2% 33.3%
マンハッタンカフェ 1-1-0-0/2 50.0% 100.0% 100.0%
ダイワメジャー 1-0-1-5/7 14.3% 14.3% 28.6%
アドマイヤムーン 1-0-0-3/4 25.0% 25.0% 25.0%
サクラオリオン 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
ストーミングホーム 1-0-0-3/4 25.0% 25.0% 25.0%
キズナ 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
ミッキーアイル 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 100.0%
アグネスデジタル 0-1-0-2/3 0.0% 33.3% 33.3%
キンシャサノキセキ 0-1-0-3/4 0.0% 25.0% 25.0%
オレハマッテルゼ 0-1-0-2/3 0.0% 33.3% 33.3%
ウォーエンブレム 0-1-0-1/2 0.0% 50.0% 50.0%
Giant's Causeway 0-1-0-0/1 0.0% 100.0% 100.0%
ジョーカプチーノ 0-0-1-1/2 0.0% 0.0% 50.0%
ファルブラヴ 0-0-1-4/5 0.0% 0.0% 20.0%
ビッグアーサー 0-0-1-1/2 0.0% 0.0% 50.0%
バゴ 0-0-1-2/3 0.0% 0.0% 33.3%
キングカメハメハ 0-0-1-2/3 0.0% 0.0% 33.3%
ベーカバド 0-0-1-1/2 0.0% 0.0% 50.0%
ディープブリランテ 0-0-1-0/1 0.0% 0.0% 100.0%
Raven's Pass 0-0-1-0/1 0.0% 0.0% 100.0%

母父馬データ

母父馬として優秀な成績を収めているのはサンデーサイレンス系です。

 

特に、サンデーサイレンス自体やその産駒は高い勝率と連対率を誇ります。

 

また、サクラバクシンオーやアグネスタキオンの母父馬も良好な成績を示しており、このレースでの活躍が目立ちます。

 

これらの母父馬は、スピードとスタミナのバランスが取れているため、函館スプリントステークスにおいて注目すべき存在です。

母父馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス 1- 0- 1- 7/ 9 11.1% 11.1% 22.2%
サクラバクシンオー 1- 0- 1- 6/ 8 12.5% 12.5% 25.0%
アグネスタキオン 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
サクラプレジデント 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Capote 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
Green Desert 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
ダイワメジャー 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
ジャングルポケット 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
ジェネラス 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
Storm Cat 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
ディープインパクト 0- 2- 0- 0/ 2 0.0% 100.0% 100.0%
ダンスインザダーク 0- 1- 0- 5/ 6 0.0% 16.7% 16.7%
マイネルラヴ 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
サクラユタカオー 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
クロフネ 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
Singspiel 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0%
Kingmambo 0- 1- 0- 1/ 2 0.0% 50.0% 50.0%
Trippi 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
Go for Gin 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
スペシャルウィーク 0- 0- 1- 4/ 5 0.0% 0.0% 20.0%
ブライアンズタイム 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 0.0% 25.0%
キングヘイロー 0- 0- 1- 2/ 3 0.0% 0.0% 33.3%
ステイゴールド 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0%
マーベラスサンデー 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
More Than Ready 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
Dansili 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%
Dalakhani 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 0.0% 100.0%

前走レース名

3着以内に入った馬の前走レースのデータです。

前走レース名 着別度数
桜花賞G1 3-0-0-4/7
高松宮記G1 2-0-2-22/26
春雷SH(L) 1-1-1-6/9
韋駄天SH 1-1-0-11/13
オーシャG3 1-1-0-4/6
京王杯スG2 1-0-2-6/9
彦根S1600 1-0-0-0/1
NHKマG1 0-1-1-4/6
ヴィクトG1 0-1-1-1/3
鞍馬S 0-1-0-10/11
葵S・重 0-1-0-1/2
船橋S・3勝 0-1-0-0/1
阪急杯G3 0-1-0-0/1
栗東SH(L) 0-1-0-0/1
優駿牝馬G1 0-0-1-0/1
大阪―ハ 0-0-1-0/1
UHBH・3勝 0-0-1-0/1

前走距離データ

過去のデータでは、前走1200mから1400mの距離で出走した馬が好成績を収める傾向があります。

 

特に、前走が1200mのスプリントレースだった馬が多く上位に食い込んでいます。

 

この傾向は、スプリントレースに特化したスピードと適性が求められるためです。

 

前走がG1レースであった馬も好成績を残しており、特に前走高松宮記念(G1)やオーシャンステークス(G3)などのレースからの出走馬が目立ちます。

 

これらの馬は、厳しいレースを経験しているため、函館スプリントステークスでも好走する確率が高いです。

1000m 1- 1- 0- 12/ 14
1200m 5- 5- 4- 66/ 80
1400m 1- 2- 3- 25/ 31
1600m 3- 2- 2- 13/ 20
1800m 0- 0- 0- 0/ 0
2000m 0- 0- 0- 0/ 0
2200m 0- 0- 0- 0/ 0
2400m 0- 0- 1- 0/ 1