函館競馬場芝2000mの特徴と傾向データまとめ

*JRAより

 

函館競馬場の芝2000mコースの特徴と傾向についてまとめます。

 

このコースは正面スタンド前、4コーナーのポケットからスタートし、コースを1周する形態です。

 

最初のコーナーまでの距離は約500mあり、スタート直後は下り坂となるため、ペースが速くなりやすいです。

 

そのため、先行争いが激しくなりますが、枠順による有利不利は比較的少なく、極端な内外枠を除けばフラットなコースと言えます​ 。

 

芝コースは全て洋芝で覆われており、耐久性が劣るため馬場が傷みやすいです。

 

そのため、道悪に強い馬やパワータイプの馬が有利です。

 

特にスタート直後の下り坂と、2コーナーから3コーナーにかけての上り坂のコンビネーションにより、持久力とパワーが求められます​ 。

 

最終直線の距離は約262mと短いため、先行馬や機動力のある差し馬が有利です。

 

逃げ馬や先行馬が好成績を収めやすい傾向があります。また、直線も下り坂になっているため、後方からの追い込みが難しいコースです​​。

 

種牡馬別の成績では、ハービンジャー、エピファネイア、ノヴェリストの産駒が特に良好な成績を収めています。騎手別では横山武史、武豊が高い勝率と複勝率を誇ります​ 。

 

このように、函館競馬場芝2000mはペースが速くなりやすく、先行力とパワーが重要なコースです。

 

また、枠順の有利不利は少ないものの、スタート直後のポジション取りが重要です。

函館競馬場芝2000mで開催される主な重賞レース

函館記念(G3)